東海大学電気工学会元会長 田中慶秋 氏 ご逝去

東海大学電気工学会元会長 田中慶秋 氏

東海大学電気工学会会長を長年に亘り務められた田中慶秋氏が本年一月四日に逝去されました。八十三歳でした。田中慶秋氏の長年に亘るご努力にこころから敬意を表すともにご冥福をお祈りします。
田中慶秋氏の経歴
昭和十三年三月福島県双葉郡浪江町にて出生。昭和三十六年東海大学工学部電気工学科卒業、小糸工業(株)入社。道路照明の設計・開発に従事。労働組合活動に参加しゼンキン同盟小糸工業支部長、横浜地区同盟副議長等を歴任。
神奈川県議会議員を三期十二年務め、昭和五十八年民社党公認で衆議院議員選挙初当選。議員活動通算六期。衆議院内閣委員長、経済産業委員長等を務め、平成二十三年民主党副代表、国家基本政策委員長となる。翌二十四年十月野田三次改造内閣で法務大臣。平成二十六年四月旭日重光章受章、同年五月政界引退。一日も欠かさず駅頭に立って演説する姿は氏の政治家としての信念を表すものであった。
田中慶秋氏は、東海大学初代柔道部主将であり、卒業後は柔道部OB会会長を務めた。松前重義総長の薫陶を受け政治家として活動したが、大学評議員や学科同窓会の会長としても長年に亘って活動した。

(掲載日:2022年02月16日)

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